こんにちは☆

さてkatoやTomixから新製品の発売予告が次々と出てますが購入意欲をそそるものがまったくございません(笑)

過去にリニューアルとうたい同じ機種ばかり出て今回もまた?リニューアル(笑)

なぜ65 1000だったり、81だったり66だったり?

同じ機種ばかり(苦笑)

まっ、お金使わなくていいんですけど


さて最近はなぜか工作モードに入らず、ブログにアップする程の事はしてませんでした

このままですど、何にもやらないで時間だけ過ぎてしまいまそうなので、一年越し?かな

以前製作したペアーハンズさんのロンチキSENタイプ
当時の記事はこちらからどうぞ→http://wipeout0512.livedoor.blog/archives/18534674.html

いわゆる、岩切ロンチキの製作技術が未熟者だった為に上手く曲げれなかったエプロン車の部分を作り直しました。

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ペアーハンズさんはキットのこのエッチングパーツのワンシートだけを分売して頂けるので購入しました。

今回はエッチングパーツの曲げ方をこれから製作される方のお役に少しでも立てればと思っております。

エッチングパーツの製作は部品が細かく少し面倒臭く感じますが、コツを掴んでやり出すと形になっていく楽しみがあるので一気に作業が進みます。

その前に最低限の専用工具が必要になりますのであらかじめ用意しておかないとなりません。

まずはエッチングベンダー
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エッチングパーツを曲げる為の工具です。
一見ラジオペンチに見えますがあくまでもエッチングパーツを綺麗に曲げる為の道工です。

私が使ってるのはタミヤのエッチングベンダーmini
2000円ぐらいだったかと思います。
評判はあまりよろしくないです(笑)確かに挟み込んだ時のガタツキがありパーツがズレたりする時もあります。
なのでほかのメーカーで良いのがあれば変えたいです。

それとエッチングパーツをカットするハサミ
エッチングパーツカット専用のハサミです
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その辺のニッパーで切ると確実に刃こぼれしてニッパーが使い物にならなくなるので注意が、必要です


それと今回仕入れたのがこの万力
ホームセンターで1000円ぐらいかと
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これは他の作業するにも色々と便利そうです

そしてエッチングを曲げる時の下敷きしたいなもの
スチールの板
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これもホームセンターで100円もしなかったかな?

これだけあれば、とりあえず大丈夫かと☆

そしてエッチングパーツをカットして曲げていく訳ですがこれが一番注意が必要です

エッチングパーツは谷折り


谷折りとは筋の入ってる方を内側にして曲げる事を言います。物に寄っては山折りもあるのでしょうけど基本、谷折りです

これを間違えると取り返しの付かない事になります(苦笑)


まずエッチングパーツをカットしたら棒ヤスリでバリを取ります。

そしてバリを取ったら万力に挟みます
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左方向に曲げるので溝が左にあるの、おわかりでしょうか?


そしてエッチングベンダーで軽く曲げクセを付けてからスチールの定規で一気に曲げます

スチールの定規
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まっ、硬い板があれば、それで曲げても大丈夫です。たまたま家にあったスチール定規で曲げただけなので(笑)


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がしかし、綺麗に90℃には曲がってないのでこれから綺麗に曲げます


エッチングベンダーで挟み、下敷きのスチール板に押し付けて曲げます
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そうすると綺麗に90℃に曲げる事が出来ました☆
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だいたいこんな感じにやっていきます


エプロン車の基礎のパーツを曲げてみました
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そしてあれだけ

谷折り

と言っているにも関わらず山折りにしてしまいました(苦笑)

赤い矢印部分
溝を内側に曲げなきゃならない所を外側に溝をあるの、わかりますでしょうか?
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はい、大失敗ですww

エッチングパーツは曲げる溝の部品が薄いのでこれを逆に戻すと確実に切れます…

なのでこうしちゃった時はそのまま無視して作り続けるしか方法はないですね(苦笑)

多少寸法が大きくなりますが、戻してバラバラになるよりマシかとww

ちなみに私は強引に戻して再生を試みましたが見事にバラバラになり再起不能になりました


なのでもう一つ予備のパーツがあったのでそちらを使います

そして頭の中は『谷折り谷折り』と呪文の様に唱えながら、作業を進めていきます(笑)

エプロン車の蛍光灯が付く部分
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組み立ては瞬間接着剤とゴム系のボンド、ハイグレード模型用セメダインと使い分けてます。
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エッチングパーツは何枚か重ねて厚みを作るハーツもあるのでその様な時は瞬間接着剤ではすぐにくっついて微妙な移動が出来ないので向いてません
そこはゴム系もしくはハイグレードセメダインでゆっくり接着するのが良いかと思います


そして今回直したかった部分が完成
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塗装の前に手の油分を取るのに1:1に埋めたサンポール溶液に浸け水で流し、次は右側の中性洗剤を溶かした溶液に浸けて再度洗い、引き上げてキッチンペーパーの上に乗せ乾くまで放置です
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そして乾燥後、割り箸に両面テープを貼りパーツを固定

エアブラシにてメタルプライマーを塗装

乾燥後、タミヤXF-3フラットイエローとX-6オレンジを少量混ぜたオリジナルの色で塗装しました
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そしてボディーに取り付ける前に手すりをタミヤXF-9ハルレッドで、チェーン部分を鉄道模型用カラー、ステンレスシルバーで色差ししておきました。

そしてボディーに戻して完成
接着はゴム系のGボンドクリアーにしました
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このウェザリングしてない部分を新しく作り直しました。
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それとこの蛍光灯の部分

ちなみにプラ丸棒を蛍光灯代わりに取り付けてみました
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これで気に入らなかった部分がキチッと均等になり見映えが良くなりました
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しかし作ったのが3年ぐらい前かと思いますが当時の技術のなさが露呈してます(笑)お恥ずかしいww

これで岩切ロンチキは完成とします。

さて実は去年の暮れにペアーハンズさんのロングレール チキEA改タイプを購入してありまして放置状態でしたが、そろそろ重い腰をあげてこれを製作しようかな?などど思っております(笑)
またしばらく放置する可能性も大ですがww

本日も最後まで読んでくださり、ありがとうこざいましたm(_ _)m