こんにちは☆

さて前回ペアーハンズ ロンチキSENタイプ いわゆる岩切ロンチキのエプロン車の補修整備加工をやり久々にエッチングパーツを組みました。
その勢いがあるうちに去年の暮れに購入してあったペアーハンズ ロンチキ EA改タイプ
JR東日本のロンチキ A編成(もしくはB編成)の製作を始めたいと思います☆

自分の備忘録、もしくはどなたか作る時に少しは参考になれば☆と言うことで何回かに分けて(恐らく長くなると思いますww)書いていこうかと思います。

どうかお付き合いくださいm(_ _)m

さてこのキットを作るのにロンチキキット以外にkatoの8059-2 コキ5500 2両入を13両編成なので7箱14両(1両は使いません)が必要になります。
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国鉄の6000形コンテナははっきり言って要らないです(笑)

そして中身を見ていきます
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説明書にエッチングパーツ、チキの床エッチング板、メタルパーツ、デカール等一式入ってます


そして製作に当たり最低限これぐらいの工具は必要になるかと☆
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左からアルミミニベンチバイス、いわゆる万力(ホームセンターで1000円ぐらい)
下はスチールの板(これもホームセンターで100円くらい)
万力の隣は今回これを製作するのに初導入
MODELER`SのE.PベンダーのMサイズ(これは特別必要ないかも?)説明書はいってないので使い方まったくわかりませんがww
そして、タミヤのエッチングヤスリ
これは試してみましたがエッチングパーツをカットした時にバリが出ますがそのバリを取るエッチング専用のヤスリです
目が物凄く細かく簡単に、力を入れずに綺麗にバリが取れます。700円弱で買えるのでぜひ!これはオススメです。普通のモデルヤスリとは訳が違います

そしてタミヤのエッチングベンダーミニ
これはないと話になりません(笑)

そしてタミヤのエッチングばさみ
これもないとエッチングパーツが切れません。
プラニッパーで切るとほぼ確実に刃こぼれして使い物にならなくなるのでやめておいた方が無難かと☆

それと今回初めて紹介しますが普段、精密加工するのに私の必需品
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LEDの電気スタンドと、このメガネ形の拡大鏡

また、これが良く見えてレンズも6枚?だっけかな?入っていて最大倍率の3.5倍のレンズを付けて作業してます。

確かヤフオクで1200円ぐらいで買ったのかな?

これで作業するようになって細かいところまでよく見えて両手が使えるので格段に技術が進歩しました☆

これなくしては精密加工は出来ません(笑)

そして作業を開始します
ますは先頭、最後尾になるエプロン車の機器から作っていきます
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説明書にエッチングパーツの番号がふってあります

それを別の説明書、エッチングシートにも番号がふってあるのでエッチングを使いカットしていきます
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まずは1番のパーツから
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ご覧のようにエッチングばさみでカットしてもバリが出ます

このバリをタミヤのエッチングヤスリで削って整えます

こんな感じに
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簡単に削れますのでけずり過ぎに注意が必要です
バリ取りをきちんとしないと今後の精度と仕上がりに支障をきたすのでしっかりやっておきます。


そしてとりあえずエプロン車の最後尾の片側の機器の部品をバリ取りをし切り出しました。
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まだ2点ほど切り出してないパーツがありますが小さいパーツなのでなくすと予備がない為、取り付ける時に切り出す事とします。

さていよいよエッチングベンダーを使い曲げていきます。

ここで呪文を唱えます

エッチングパーツは谷折り


180℃曲げる時だけ山折りですが基本は

谷折り



溝を内側になるように曲げます


これを間違えると取り返しのつかない事になるのでww

そして呪文の如く『谷折り』と呟きながらエッチングパーツを曲げてるとここでハプニング!

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赤い矢印の部分がポッキリ折れてしまいました(汗)
一回曲げただじゃ大丈夫なんですが他の部分を折り曲げてる時に指に当たり再度直した時にホロッと…

↑上の画像は瞬間接着剤で止めてみましたが少し力が入るとポキッと取れてしまいます。

そこで、瞬間接着剤では直らないのでハンダで溶接するしか方法はないかと思い、大の苦手なパンダに挑戦

ハンダ初心者なのでどうやってくっつけるか色々試してみたものの…

最初、瞬間接着剤で付けた状態でハンダ付けしよう試みましたがハンダがくっつく前に熱でポロリと取れてしまいなかなか上手く行きません

ゴム系の接着剤でやって結果は同じ


諦めてペアーハンズさんにこの部分のパーツを分けてもらおうとしましたが、あいにくロンチキEA改は品切で分別パーツの予備もないとの事
(あれば売ってくれます)

なので何とか直さないと先に進めません


ここでようやく板にパーツ本体をマスキングテープで固定しL字の取れた部分をクリップで挟みそのクリップもマスキングテープで固定

そしてハンダで超微量のハンダを付けやってみると…


まさに奇跡的に一発で上手くいきました(苦笑)

それが下の画像
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いやー、このハンダ付けだけて3日かかりました(汗)

いやー、良かった!やはりハンダですどガッツリくっつきます☆

ちなみにハンダは松ヤニなしのもの、その方が流れが良いとネットで調べたら出てたので
フラックスを散布したのでこのまま水洗い

フラックスは金属を腐食させるらしいので忘れずに洗いましょう


これで出鼻くじかれた案件は侮辱クリアー

サクサクと組み立てていきましょう

これはエプロン車のレールを送り出すローラー部分の部品

そのまま取り付けると足が長すぎるのでこんな感じにカットしました
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そしてようやく、片側だけ完成(笑)

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いやー、すでにない頭使いすぎて疲れました(苦笑)

そしてもう片側のパーツを切り取り、丁寧にバリを取ります
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そして接着はゴム系のGボンドクリアーを使っています。
説明書にもゴム系を推奨してますので。

そしてこのレールを降ろす滑り台

特に何かで止めろとは書いてないのですが0.6mmのプラ丸棒を先端を細くし無理に押し込み両脇をカットして取り付けました。

強引に差し込んで食ってますので特に接着剤は使ってません
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そして各バーツを組み立てていきます。

ようやくエプロン車の滑り台が完成☆
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滑り台が動くようにしました
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ここで一度アップしておきます。

いやー、3年振りにペアーハンズさんのロンチキキットを作り始めましたがエッチングパーツを曲げる所が複数あるので、どこを最初に曲げていけば良いか考えながらやらないと、一度曲げた所を戻したりすると確実にもげるので大変です(苦笑)

そこだけ気を付けてやれば、大丈夫です

本日も最後まで読んでくださり、ありがとうございましたm(_ _)m